よっ。
まだこの更新されないコラムを待っていてくれたんですね。先生うれしいです。
まあ。なんていうんですかね。大体の時間は忙しくて更新できないんですが、急に忙しくなくなるとそれはそれでやる気がなくなってなんにも出来ませんでした。自分という人間の心の弱さをまた確認できました。毎日勉強ですね。
前回の更新が4/13ですから、ああ、もう一ヶ月たっちゃうんですね。時がたつのは早いな。1月は行く、2月は逃げる、3月は去るって言いますもんね。
そういや、なんかあれだよな。先日の地震によって、地球の自転のスピードがちょっと速くなった、みたいな話あったじゃないですか。あれのせいじゃないかな。だっておかしくないか。こないだまで雪降ってましたよ。正月に親戚で集まったのが昨日の事のようですよ。展開が速すぎてついていけねえよ。
と、そんなこんなでですね。
時代っていうワードを打つ込むたびにみゆきさんの「まーわるーまわーるよじだいはまわるー」っていうフレーズが反射的に浮んでしまうという病気にかかってそろそろ20年が経とうとしています。
今回もどっさりと質問がきましたよ!
どどーんと1通です。
・・・・・・・。
うわー。すげー。
なんかね、先日も友人に「あんまりメール来ない来ないって書かないほうがいいよ。人気がそんなにないのかと思われるし、かえってメール書きにくいよ」なんていわれて心配されちゃったんですよ。
そのときは「あはははは。そうやんなー」とかいってごまかしたんですが、家に帰ってから一人で泣きました。ああ、俺なんでそんなこと心配されてるんだろうって。もう、むなしいわ、せつないわで、しばらくHPを見ませんでしたね。
しかし、不思議だよなー。ラジオやってたときは結構ラジオ宛にメールとか着てたのに、なんでこっちには来ないんだろう。やっぱ、月に一回しか更新しないからかなあ。えー。週に一回このコラム更新できるかなあ。そんなに自分を追い込んでいいのか。
うーん。
ま、しかし、週に一回更新するっていったって、質問メールが来なかったら更新もくそもないわけですよ。だれが、俺のこのだらだらした独り言をいつまでも読んでいたいんだっつう話だよちくしょう!
じゃーん!
そんなわけで、今から一週間後(2005/5/19)までに質問が5通届いたら、今から5週間は毎週更新することにします。
ああ、また自分の首絞めたな。ま、でも来ないかもしれんしな。来なかったらいいのかな。いや、来て欲しい。おれは意外とみんなの期待にこたえるタイプのはず。前世の記憶を呼び起こせ。
じゃ、とりあえず、今週来た質問にお答えしますね。
加藤さん、こんにちは!ゆきといいます。
どうもどうも。ゆきさんこんにちは!とてもステキな書き出しですね。
「ラジオコントロール」でロボピッチャーを知り、先日デパオクミュージックで初め
てライブを見させてもらいました。
本当に楽しくてかっこよかったのでCDを買い、今では大好きだったあんなバンドやこ
んなバンドをほったらかしてロボピッチャーばっかり聴いてます。中毒性です。どうしましょ。
これからも応援してます、頑張ってください。また絶対ライブ行きます。
うんうん。ありがとうございます。あなたの気持ちよくわかりますよ。僕も最近聞くべき音楽はロボピッチャーしかないんじゃないかと思ってるんですが、なかなか世の中に浸透していきません。個人的にはロボピッチャーを国歌にしたらもっと平和になると思っているのですが、どうでしょうか。
さてさて質問なんですが、私は最近ロボピッチャーを好きになったものでメンバーさんの事をあまり知りません。
yahooのインタビューを読んだら、加藤さんが一番年上なんですか?ちょっと意外でした。
よろしかったらメンバーさんの年齢を教えてください。
何となく年齢不詳なので気になるんですよね。気になりだしたら止まりません。
あと、私は今高校二年生なんですが、皆さんの高校時代の思い出とかも、良かったら聞かせてください。
つまらない質問でごめんなさい。
ゆきさん・・・。
・・・・・・。
(感激で言葉につまってしゃべれない)
ぜんぜんつまらない質問なんかじゃありませんよ(涙声)。
いや。
たとえつまらなかったとしても送ってきてくれたその心が美しいじゃないですか。こちらの心も洗われるようです。ああ、すがすがしい。
それでは、もう命がけで答えさせていただきます。
おーい、ロボピッチャーのみなさーん。
ベースの有田聡子さんの答え
年齢について
年齢ですか?!
たしか31でございます。
20代の頃は、年齢をいうといろんなリアクションがあったのですが、30を過ぎたら
とたんに「いけないことをきいてしまった・・・」という反応がかえってくるようになっちゃって・・・。ま、いっか〜。
ちなみに加藤君は一番年下なのでした。ウフフフフ〜。
ウフフフフ〜ってやばいなありちゃん。
そうなんですよね。実は僕が一番年下なのです。一番えらそうなのにねー。ちなみに僕は30です。
だいたい見たまんまなのですぐ当てられます。でも、30歳ってなんかいいですよね。これからいろいろと楽しい事が起こりそうな気がします。
高校時代について
高校生の思い出ですか。
じつはここだけのお話、私、あんまり過去の記憶がないんです。
高校生のときなにをしていたか。
友人は「かわった子やったよ」と口をそろえて言うのだが、私がおぼえている事といえば、生徒会をしていたことと、世界史がすきだったこと、演劇をみにいっていたこと、クラッシックばかりきいていたこと、毎日バイオリンを弾いていたこと・・・。しごく真面目じゃないですか・・・。
げっ。これはほんとにやばいですね。記憶ないの?
そういえば、初めて会ったのはもう10年以上前ですが、もっとぼやぼやした感じがありましたね。今はぱきっとしてますが。他の三人の男子があまりにぼんやりしてるからかもしれないですが。
生徒会といえば、僕も中学のときに生徒会にいました。文化委員長とかやってましたよ。天使なんかじゃないの世界ですね。あんなにきびきびと楽しい学生生活はありえないから、みんなつまんない夢を見るのやめましょう。よけいつらくなるから。
ま、とにかくありちゃんは、なかなか文化の花の咲き乱れた高校生活だったということでよろしいでしょうか。
では次です。
ドラムの森崇さんの答え
年齢について
年齢は教えられません。
代わりに別のお話をします。
僕がイタリアに旅に出たときのこと、確かフローレンスからヴェニスへ向かう特急で、
あるイタリア人のおじさんと仲良くなりました。
そのおじさんはボローニャの人でフローレンスから帰るところのようでした。
(地理が気になったら自分で調べてみてね)
僕はイタリア語はダメ。そのおじさんには、日本語はもちろん英語も全く通じない。
そんな中、2時間くらいお話をしました。
共通言語なしで、なぜそんなにたくさん話ができたんでしょう?
お互い直感的にある種の親近感を感じ取ったのでしょうか。
とにかく、日本語でこんにちはは?とかボローニャは食べ物がうまいんだよ、
とかジェスチャーレベルでできるやり取りばかり。
少し長い話は全然わからーん、状態でした。
でもそのおじさんが話した「少し長い話」のなかで、たった一つ、理解できた
内容がありました。
僕は日本から来ている。「え!日本から!」と彼。
そして、ものすごく遠いところに焦点をあわせたような目で、
いかに彼が日本に神秘を感じているかを語ろうとする。
彼にとって、なにか特別な国なのだそうだ。
あるテレビである日本の風景をみて思ったらしい。
日本は、この世で最も美しいところ、らしい。
どんな映像をみたのでしょうね。
でも彼は決して日本に行くことは、ないんだって。
夢は夢のままで置いておきたいのだ、と。
ボローニャ駅でそのおじさんは降りて行きました。
そのあとのベニスまでの、車窓からの風景は、
夢のようでした。
え。
あ、えっ?
年齢に関係するエピソードですらないんですね。はい。わかりました。
僕は森さんからたくさんイタリアの話を聞かせてもらって、ずいぶんとイタリアのイメージが変わりました。とてもよい国みたいです。それまでは村上春樹の「遠い太鼓」がイタリアのイメージの70%を占めていたので、なんともいい加減なイメージだったのです。
ロボピッチャーもイタリアで売れるんじゃないかという複数のイタリア人からの証言もあるそうなので、行ってみたいですね。
しかし、ここまできっぱりと「年齢は教えられません」といわれたらあきらめつきますよね。>ゆきさん
高校時代について
僕の高校時代はヤンキーがブランドものを着る時代でした。
あとついでに、こわいおじさんはミキハウス。
ヤンキーってそういややけにブランドにこだわってたよなあ。
僕も昔かつあげされたときに「おいお前、後ろ向いてみろよ」って言われて後ろ向いたら「なんだよLEEかよ。だせえな」といわれました。なんでかつあげされてパンツまで悪く言われなあかんねん。といったら「ああ、ごめん」といわれました。ちなみにお金がないと言い張ったら、財布見せろって言われて、ほんとに財布を持ってなかったのでじゃあいいやっていって去っていきました。ぽっけに裸で5000円札を入れてたんだけどね。あいつ頭悪そうだったなあ。トラサルディのぶかぶかのトレーナー着てました。
最近のヤンキーはどんなかっこうしてるんですかね。まだ「おめえ今ガン飛ばしたやろ?」とかいってんすかね。氣志団のコピーバンドとかを陽気にやってたりするんでしょうか。
キーボード担当の伊藤さんの答え
年齢について
「思ってたより若かった」とか、「思ってたより上だった」とか言われるのが楽しいので、ないしょにしておくことにします。思えば、生まれた時から年齢不詳で、実年齢を当てられた記憶があまりありません。1歳の頃の写真とか見たら、ものすごいですよ。年齢不詳というか、何の物体なのかもよくわかりません。
1歳のころって大体みんなそんなんじゃないのか。よっぽどひどいのか。 醜悪な肉塊だったんでしょうか。それはひどそう。よくあんなまともな形態になれたね。
高校時代について
今とあんまり変わりませんが、やりたいことがうまく形にならずにもがいていたことを覚えています。かっこいい音楽をつくりたいのにどうしたらよいかわからず、ノイズみたいな音楽をたくさんつくっていました。
ピギョーンとかうにょーんとかゴロゴロゴロゴロゴロとかいう音とドラムの連打がひたすら続くだけの音楽ですが、今聴き直したら結構かっこよかったです。売れなくなったらこっちでいきます。
あと、吹奏楽部でパーカッションをやっていて、夏のコンクールとか、1年に1回の定期演奏会のためにひたすら練習していました。いろんな面白いことがあったし、思い出すだけでもドキドキします。
売れなくなったらこっちで行きますって、今現在ぜんぜん売れてませんが、どうなんでしょうか。今よりさらに売れなくなったらそっちでいくんでしょうか。
伊藤君は今でも吹奏楽部の人達と交流があって、今でも練習とかに顔出してるみたいで、そういうのはとても羨ましいです。
ボーカルビター 加藤隆生さんの答え
あ、ギターをビターと打ち間違えました。なんかとても示唆的なので残す。
年齢について
さっきも書きましたが、30です。
やっと30代になれてうれしいです。
高校時代について
高校の時は、いろいろやってましたが、基本的に無駄な事が好きでした。クラブは陸上で走高跳をやってました。音楽をやる事とは無縁の生活でしたが、もうむさぼるように聴いていました。音楽を聴いていないと死んじゃうんじゃないかってくらい音楽が必要で、ひたすら聴いてました。ロボピッチャーの音楽は、あの頃の僕が一番聴きたかった音楽じゃないかと思います。
はい。
以上です。
ゆきさん満足していただけましたでしょうか。
高校生活は楽しい事もつらいこともあります。しかし、必ずしも「高校」で生活しなくてはならないわけではありません。世の中にはたくさんの道筋が用意されていて、どれを通っても、それなりに楽しい事やつらいことが待っています。どちらかが多い事もありますが、大体一緒くらいです。めんどくさかったらやめちゃって、楽しくなったらやって、そのことに後悔したり、うれしくなったりしてください。
あなたの高校生活を、ロボピッチャーの音楽が少しでも励ます事が出来るように、僕らも頑張って続けていきます。
さて。
今回は途中でちょっとしたイタリア紀行文も入って、お得感が倍増でしたね。
ロボピッチャーコラム担当の私としては、今後とも更なる努力とともに、よりよいテキストを更新するために、みなさまからの愛の言葉を切に切にお願いさせていただく次第です。
冒頭でも書きましたとおり、あまりに怠惰な更新を続けているロボピッチャーコラムに活を入れるために、今から一週間で5通メールが着たら毎週一回は更新しようと思います。これまでに送ってくれた方でもOK。ただし、今から一週間のうちに同じ方が二通書いてくれても一通とカウントします。
想像したくないですが、一週間で5通来なかったら、これまでどおりの更新スピードでやっていきます。まあ、それはそれで楽だ。
メールが現状何通きてるかは「毎日更新!?ロボピッチャー日記」で伊藤君が教えてくれると思います。教えてくれるよね。>伊藤君。
それでは、みなさま。
そんなこんなで今回のコラムも惜しまれながらおしまいです。
出来たら、一週間後にお会いしたいものですね。
ではまた。
ロボピッチャー 加藤隆生 info@robopitcher.com
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