インターミッションでございます。
 


 毎週ロボピッチャーHPの更新を楽しみにして下さっているみなさまこんにちは。そしてごめんなさい。今週はちょっと忙しかったので、ぎりぎりになって加藤と伊藤のだらだら対談で埋めることになってしまいました。
 しかし!今回のだらだら対談はちょっと違います。人生の深みを感じさせる、いや凄みすら感じさせる味わい深い対談になりました。
 どうぞどうぞ、最後まで我慢してお読みください。
 素敵なプレゼント(告知)も最後にご用意しております。
 それではどうぞ。



加藤(以下) と、いうわけで、なにやら久し振りの対談ですな。

伊藤(以下) そうですな。

 まあ、なんというか、ちょっとですね、いろいろとロボピッチャーの本来の活動が忙しすぎて、今週はライブレポや、その他企画を動かす時間が一切取れなかったと、いうわけです。

 えー。どうもすいません。と謝るのも変な気がするけど。

 まあなあ。ロボピッチャーの音楽が好きな人には喜ばしいことではあるはずだけど、こうして毎週更新を約束してやってるわけやから、締め切り直前にこうして間に合わせで2人で対談をしてるってのは、褒められたことではないわな。

 はい。どうもすいません。

 で、伊藤君は最近なにやってるの?

 リズム天国です。

 ああ、あれで、リズムを鍛えていると。

 いやでもぜんぜん、やる前とやった後ではなにも変わらなかった。最初からハイスコアでしたよ。

 ふむ。まあ、伊藤君はバンドに入った当初から、鍵盤のことをゲームのコントローラーと思って弾いてたんやろ?

 そうですそうです。そうでした。ボタンが61個あるコントローラーだと自分に言い聞かせて弾いてました。

 そういう意味では、リズム天国なんかでつまずくようなことがあったら、もう武士の名折れだと。

 そりゃもう、バンド解散の危機や。

 ふふふ(笑)。そんなことでか。僕はね、ファイアーエムブレムの蒼炎の軌跡をうなるほどやってました。

 じゃあ、HP更新する時間あったやん!

 いや。それとこれとは話が別や(きっぱり)。それは俺の人生に必要な時間やってん。

 そうか。まあ、それでいい曲が書けるなら・・・。

 いや、それとこれとも話は別や。

 えー(笑)。

 とにかく、ファイアーエムブレムは12年ぶりくらいにやったけど、もうめっちゃくちゃ面白かった。続編をやるためだけにwiiが欲しいくらいやもん。

 僕も欲しいなwii。

 うん。

 でもテレビがない・・・。

 そんなに生活に困ってるの?

 いやいや、置く場所がなくてさ。

 確かになあ、伊藤君の部屋は人がすれ違えないくらい細長いもんな。いろいろ物が置いてあって。

 この対談はいったいどこへ向かっていこうとしているんだろう。

 せっかくやから、ちょっとしたゲーム対談をしようと思ってたんやけど。

 ええっ!それは恐ろしい・・。

 なんで?

 白熱してひかれそう。

 まあ、ええやん。ついてこられる人だけついてきたらええ。

 じゃあ、なにからいこうか。

 とりあえず、伊藤君はゲームのジャンルで言うとなにが好きなの?

 アクションゲームかな。ゲームセンターに入り浸ってたからね。小学生から高校卒業くらいまでは。

 なるほどな。アクションゲームならうまければうまいほど同じ金額で長いこと遊べるから、必死でうまくなるねんな。当時の子どもたちは。

 そういうこと。そこ重要やね。

 なんか思い出に残ってるアーケードゲームはなんなの?そういえば、アーケードの話ってあんまり伊藤君としたことないよな。

 そうやな。SEGAの体感ゲームやな。

 おお!アフターバーナーとか?

 そうそう。とにかく全部やりこんだ。ギャラクシーフォースとか。筐体が360度平行回転すんねん。とにかく当時のゲームは動いてなんぼっていうか。

 当時は体感ゲームって言う言葉がもてはやされたよな。

 そして最終的には全方向、並行にも垂直にも全方向に360度動くやつもあってん。

 えー?それ知らん。どんなゲーム?

 その名もR360というゲーム。まあ厳密にはこれは筐体の名前なんやけどね。これもSEGAのゲーム。なんと一回500円やった。HPにいくと、当時の開発秘話とか載ってて面白い。もう安全チェックを何度も何度も重ねて、危うく命すら落としかけるほどの困難な道を乗り越えて開発されたねん。

 僕はアーケードやったら、わりと地味に、友達と複数で遊べる奴をやってた。ダブルドラゴンとか、そういう敵を倒しながら一方通行横スクロールな感じの。みんなでまわしながらやってたから、結局一人当たりのコストパフォーマンスはそこそこいい感じで。

 ああ、なるほど。僕もやってたよダブルドラゴン。駄菓子屋で。この手のゲームは最近すっかりなくなっちゃったよね。最後のヒット作はファイナルファイトなのかな。まあ、それ以降はどうなったんかあんまり知らんけど。

 ファイナルファイトのあのおじさんは市長さんやねんな?

 そうやねん。市長さんやねん。市長の娘がさらわれたんやっけ?

 そうそう。最後のボスが車椅子に乗ったじいさんで、なんでこんな奴がこんなに強いねんと思った。100円を両替しながら泣きそうになった。

 えー最後までは行ってない。すごいな。

 ああ、もう結構たくさんの人数でやってたからな。6人とか。あのころってゲームを見てるだけで楽しかったやん?

 そうそう。そこも重要。だって体感ゲームだって後ろから見てても楽しいのよ。ちょっとうまくなるとヒーローな感じで。

 ああ!各ゲームセンターに一人ずつ職人みたいな人いたよな。

 そうそう。京都にはいくつかレベルの高いゲームセンターがあってね。

 あの今出川烏丸のあのトマトかメロンか・・・

 キャロット!あそこはレベル高かった。

 後にも先にも、ヘッドホンを持参してゲームをしてる人を見たのはあそこだけや。

 録音してる人もいたしね。

 で、最高得点が出そうになると店員さんがそっと後ろから覗き込んで記録してくれるねんな。

 うはは。そう。普通最高得点はゲームの中でその日の奴しか記録されへんけど

 キャロットはもうそのゲームがある限り記録が残った。

 大変やなこの対談。やばいな。

 まあええやん。

 これはもう連載にしたほうがいいやろ。だって、時間がないからってわざわざ対談してるのに、これやったらもう十分コンテンツとしてなりたつやん。

 いやいや、これを楽しめる人はロボピッチャーファンの1/10くらいやから、やっぱりここは今日だけでがっつり話して、後腐れなくお別れや。

 はははは。そして、また都合が悪くなったらゲーム対談と。

 うん。今日わかったことは、ゲームの対談ならいくらでも間がもつってことやな。

 ははは。

 あと、アーケードでは、べラボーマンとかもよくやったな。

 おおやったよ。もちろん。あのボタンを叩く強さで腕の伸びる長さが変わる奴ね。ベラボー!ベラボー!っていって。

 そう、あれはベラボースイッチっていうねんで。

 知ってるよ!あれは画期的だった。
 
 ベラボーマンっていうネーミングが今から思えばすごすぎるな。

 超絶倫人ベラボーマンやからね。

 うわー。それは覚えてねー。確かにそんな感じやったけど。
  
 うん。間違いない。

 僕は「世界最速のワルツ」という曲にも出てくる三条商店街のゲームセンターによく行っていて、そこには花札ゲームの職人がいるねん。

 えええええー?それはまたマニアックな。

 うん。ちょっとくたびれたおじさんで、必ず五時過ぎになるとやってきて、どんと座って、テーブルの上に50円玉を4cmくらい積み上げてしこしこと花札を攻略していくねん。

 へえええ。一枚ではダメなの?

 うん。だめ。でも、僕らがやったら、もういくらかけてもぜんぜん勝てへんにゃけど、その人は確実に勝利をつかんでいく。で、ちょっとエロい画面を静かに眺めるねん。

 うわ、職人や。

 ひとこともしゃべったことないけど、人気者やったな。エロ画面がみれたから。

 ふふふ。

 そして、必ずエンディングまで行って、そーっと立ち去る。

 えー。

 でスタッフロールは見ないの。

 あははは。かっこいいな!ここ重要(笑)。

 今日は重要発言のオンパレードやなあ(笑)。

 あははは。

 あの人今なにしてるんかなあ。多分社会とうまくやれてない外回りの営業マンとかやったと思うんやけど。

 まあ、そういう人っていろんなところにいたなあ。

 うん。ゲームセンターで見るサラリーマンが、僕らが初めて出会った世間の世知辛さでした。

 そうか。そういえば。そうだった。今、大山のぶ代が頭に浮かんでしまった。

 なんで?

 大山のぶ代(元ドラえもんの声の人)はアルカノイドがめっちゃうまいねん。

 あはははは(爆笑)

 (笑)いやもうびっくりするほどうまいねん。クリアできるねん。

 そうか。でも実は俺も出来る。

 ええええ!!!すげー!

 うん。ブロック崩しにかけた金額はちょっとしたもんやで。謎の壁も持ってたし。

 ああ、僕も持ってた持ってた。

 でも、アルカノイドは専用コントローラーがついてて高かったから仕方なくアーケードでやりまくった。多分、その結果、専用コントローラー付きアルカノイドが10個は買えるほどつぎ込んだな。

 (笑)そりゃそうやろ。でもやっぱりアーケードでやるべきやね。

 うん。モアイとの戦いは本当に白熱した。

 はははは。線の入ったモアイね。

 うんうん。あのビジュアルもなんかいかしてたな。当時のTAITOは大好きだった。

 最近は何作ってるんやろう。というより、最近のゲームセンターは当時僕らが楽しんだようなゲームはほとんどなくて、通信ゲーム、スポーツ、格闘くらいしかなくて、もう役目を終えたような感じがする。

 ああ、なんかかなしいよな。っていうか、妙にでかい画面にみんなが机を向けてすわって野球とか競馬とかやってて、いまいちルールすらわからへんから、ほんとに哀しくなる。伊藤君はあれやったことあるの?カードとか使う奴。

 いや、ない。あんまり興味がないな。

 俺もやねん。あ、でも、俺とありちゃんは一時期ロボピッチャーの練習の帰りに死ぬほどクイズゲームにはまったことがあったよ。

 やってたなあ。そういえば。

 実はクイズゲームがやりたくて、ちょっと早めに練習を終わらせたりしてた。

 えーーー!!それは衝撃の事実。

 まあちょっとやけど(笑)。なんかすごくはまってた時期があったなあ。

 っていうかこの対談長すぎへん?

 もう土曜日の午前一時やしな。

 今日更新なのに・・・。話に熱中してるうちに日付が変わってしまった。今から帰って更新か。

 まあそういうな。きっと後から読み返したらいい思い出になるさ。

 ははは。うん。またネタにつまったらゲーム対談しよう。

 過去最高に盛り上がったな。

 うん。

 じゃ、まあ、2人ともホクホクしてますが、ひとまずこの辺で。

 このへんで。

 来週はライブレポ塾か、ライブレポ塾に関する対談か、グッズかのどれかだと思います。あ、先日2月24日の磔磔のライブレポを送っていただいた方々ありがとうございました。今編集中なのでもうちょっとお待ちくださいな。

 はあ。

 あ!

 どうしたん?

 おれもうすぐソロライブがあんねん。

 おお、それは告知しとかな。誰ももう読んでないかもしれないこの一番下に(笑)。

 えーっと、3月の19日。京都ネガポジで。対バンはビバシェリーです。

 またライブ告知のスペースにも載せとくわ。

 よろしく。あ、4月にもカフェでライブをするし、5月か6月にもなんかソロライブ入ってたはず。

 そんなにやんにゃ。

 うん。

 僕もがんばろ。

 おお、みんなでがんばろう。そして、この無駄にがんばってしまった対談を終えよう。

 世界のゲーム好きに幸あれ。

 ではまた来週。

 今回の対談で最後までついてこられた人たちとは大変仲良くなれる気がします。どんどんメールなどください。
 まったくついてこられなかった人も、「ついていけなかった」っていうメールとかくれると反省します。
 あと、最近のゲームセンター事情に詳しい方も大募集であります。


 ご意見ご感想叱咤激励批判文ダメだし、HPスタッフへのご応募なども以下アドレスまで。
 info@robopitcher.com


 
 
 
 
   
 
 
info@robopitcher.com
Copyright(C) 2002-2006 Robopitcher,All Rights Reserved.
Site Creation&Developed by Yokoyama KickIto Tadayuki
Directed by Ito Tadayuki